オランダのお供え花
金曜からコロナ規制が緩和されて、店内でのマスクの着用が不要になりました。早速マスク無しで仕事をしてみましたが、久しぶりに外気にたっぷりさらされたせいもあったのか翌朝喉を痛め、その翌日はマスクをまた付けて仕事。今は回復しましたが、週末は鼻をこじらせ若干風邪っぽくなりました。マスク1枚だけの問題ですが、簡単に体調崩したことに驚きでした(笑)
数日前に写真整理していて見つけた写真で、その日の注文にあったお供え花。オランダのお供えは日本とはまた違って面白いなと毎回思うので、載せようと思いました。オランダでは、お供え花に対して日本ほど決まったことが特になく、比較的自由です。特にこだわりがなければ無難に白にすることが多いように感じはしますが、女性の故人宛てにピンク色のアレンジメントだったり、ヒマワリが好きな人だったからヒマワリがいっぱい入ったアレンジメントだったり、一度見たので面白かったのがガーデニングが好きな人だったとのことで持ち込みのオランダの木靴に花を挿したアレンジメントを見たことがありました。
私にはギフトにしか見えなくて、日本との違い大きく実感したアレンジメントでした。
フローラルフォームも色々な形があり、ハート・クマ・蝶などの形をしたものもあったりします。茶色い柱が邪魔をしていますが、ハートのリース型をしたフローラルフォームが隠れています。
日本ではアレンジメントに札を立てますが、オランダでは光沢感のある太いリボンに送り主の名前や故人へのメッセージを印刷してアレンジメントや花束に添えます。リボンも色は様々あり、花に合わせて選ぶことが多いです。
日本では逆に三方見の花束がギフト用でも売られていますが、オランダではギフト用では見かけることはほぼなく、三方見の花束は葬儀用として作られます。
Fleuropという大手のフラワーオンラインショップのサイトから参考に写真をお借りしています。
オランダのギフト用の花束は主にクラシックと呼ばれるラウンド型のブーケまたは、プルックブーケと言って、様々な花材を高低差をつけて組み合わせた花束が最近は流行っています。上のURLからも様々な花束の種類が見れますし、またそのうち花束についても書きたいなと思います。